酸味の香りと蜜の味 ~ アンバーリーフ(フルボディ)~

長らくの間、喫うだけ喫ってノーレビューだった無印アンバーリーフ。
今更な感じが無きにしも非ずですが、ふと「3種類しかないんだからそろそろ書こうやん?」と思い立ちまして。
出来る事からコツコツと・・・・・・ ってなわけで 今回ようやくのレビューです。
なお、正式な製品名はブランド名と同じくただの「アンバーリーフ(AMBER LEAF)」なので、両者を区別するためタイトル及び本文中では「フルボディ」と記載させていただいておりますのであらかじめご了承ください。<(_ _)>
のうがき

パウチは謳い文句にもある「 サンキュアード(日光による乾燥処理) 」をイメージしてか、 わずかにオレンジ寄りの黄色をベースに白&ディープグリーン&ゴールドの配色。
人目を引きつつ落ち着いた雰囲気を醸し出すデザインが GOOD です。
お値段は25g、610円(122円/5g)。

製造は日本たばこ産業(JT)の国際たばこ部門を担当する子会社「JTインターナショナル(JTI)」。
「MADE IN EU」の表記は具体的な生産国がイメージできないので自分はあまり好きではないのですが、何しろ いつ何時生産国が変わるやも知れないこのご時勢でもありますので、致し方なしといったところでしょうか?
その他、細かい能書きはちょっと強めのスムーズ・テイスト ~ アンバーリーフ・ブロンド ~:能書き(その1):どこで作られているのか?を見ていただくとして、えー今回の購入品はアンバーリーフの特徴のひとつであった・・・・・。

外袋の印刷が無くなって、ただの透明袋になってしまいました。
まあ印刷されているのがパウチと全く同じデザインなので、正直「意味ないのでは?」と思っていたのですが、いざ無くなってみると微妙な違和感が ・・・・・。
単に今回のロットのみなのか、それとも今後は全てそうなのか?
コストカットの一環だとするとおそらく後者なのだろうとは思いますが、ちょっと残念な気もします。
そして付属ペーパーはいつもの「papers」。

50枚入りで燃焼性がフリーなのかスローなのかは不明ですが、ミディアム・ウェイト&カットコーナーなのでローラー巻き、ハンドロールどちらにも扱いやすいペーパーだと思います。
開封

見た目は名前のとおりアンバー(琥珀)と言って差し支えの無い、やや濃い目のブラウン。
そして香りは・・・無添加バージニア系の紅茶っぽさはほとんど無く、やや強めの酸味臭。
・・・・・ってブロンドの時の感想と同じですねw
でもまあ実際のところ印象としてはそれほど違いはない・・・というかおそらく直接比べてみない限り両者の違いなんてわからないんじゃないでしょうか?
とりあえず、いつものようにフィルター3種で 巻き 巻き 巻き 巻き 巻き 巻き ・・・・・・。

はい、完成!
では・・・・・味あわせて貰おうか、フルボディの熟成感のある甘みとやらを!
(* ̄凸 ̄)y=~~~~~~ スパァ…
アンバーリーフ(フルボディ)は・・・
今回はフィルターごとの寸評なしでざっくり行きます。
一言で言うなら
「香りは酸っぱい系なのに、喫煙時に何らかの条件が揃うと蜜のような甘さを感じる不思議シャグのひとつ 」
です。
「ひとつ」としているのは、これまでゴールデン・バージニア、キャプテンブラック・ブライトバージニアでも同じように蜜のような甘味を経験しているからです。
この3つのシャグ、自分は密かに「ブレンダーが最終的に目指している味が同じ所にあるのではないか?」と思っていたりします。

もっともどのシャグでも今のところ蜜甘味が出る条件の特定に至っていないので完全に運まかせ。
その味を引き出せた頻度はこれまでのところ
キャプテンブラック・ブライトバージニア>>アンバーリーフ>ゴールデン・バージニア
価格を比較すると
製品名 | 内容量 | 価格(5g当りの単価) |
アンバーリーフ(フルボディ) | 25g | 610円(122円/5g) |
ゴールデンバージニア | 50g | 1,230円(123円/5g) |
キャプテンブラック・ブライトバージニア | 30g | 780円(130円/5g) |
・キャプテンブラック・ブライトバージニア
確実性も高いが重さあたりの単価が少々高い。
・ゴールデン・バージニア
確実性は低いが量があるので下手な鉄砲も数打ちゃ当たる方式に向いている。
ただし商品単価が・・・・・。
・・・・・なので、蜜甘味を出す条件を探る目的には思い立ったときに気楽に試せるアンバーリーフ(フルボディ)が一番向いていると思ってます。
そんなわけで、今回のアンバーリーフ(フルボディ)。
手巻きタバコの意外な穴場「ドンキホーテ」で見かけないのがちと謎だったりなのですが、重さあたりの単価も低く単品としても買いやすいお値段で「フルボディの熟成感のある甘み」を体験できる・・・・・かもしれないなかなかの良シャグであると思いまするよ。 ( ̄凸 ̄)b
おまけ:ブロンドと比べてみた

新製品が出ない限り、これがアンバーリーフ・ブランド最後のレビューになりますのでフルボディとブロンドを直接比較してみました。
シャグの色合いは写真では分かりづらいですが、ほぼ同じながらもブロンドの方が微妙に明るい感じです。

香りは比較前には気づかなかったのですが、どちらもなんとなくブドウ・・・というかワインっぽい酸味がじんわりと伝わってくるような感じで、フルボディはフルーティーで力強く、ブロンドは苦味混じりで若干控えめ・・・・・といった印象です。
そして肝心の喫味は・・・・・うーん、よくわからん!
いや、違うのはわかる!
微妙な差異だけど、わかる!・・・・・のだが、これをどう表現していいのかようわからん!
ありきたりだけど、フルボディの方が濃厚な感じで味がわかりやすくて、ブロンドの方は少しあっさりめでわかりにくい・・・かな?
ブロンドでもフルボディと同じ蜜甘い味を出せた事があるので基本性能(?)は一緒だと思うんですけどね。
ただそれを引き出すのはちと難しいのかも知れない。
・・・・・と、言ったところでこれにてアンバーリーフ、コンプリート!
それではまた次回~♪
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