ゆっくりゆったりカルピス風味。 ~ ビーボ・ファインカット ~

今回はアメスピ・ターコイズの予定だったんですが、確保だけしてあったコレ、先日のchuckyさんのコメントに影響されて何気に開封してしまいまいた。
この独特の香り・・・まごうことなくアレの匂いでしたw
のうがき

製造はパイプ用たばこで有名なドイツのダンタバコ社製。
当然「MADE IN GERMANY」ドイツ製です。
お値段、40g:1340円(167.5円/5g)1300円(162.5円/5g)です。
ちなみにアメスピのターコイズでも40g:1240円(155円/5g)1160円(145円/5g)と、今まで吸った中で一番高いおタバコなのです。
パッケージの漫画絵
本家のページでは「オレンジとマンダリンの香り」と副題がついているので、どうやらカルピスをイメージして作ったものではないらしい。(あたりまえか)
副題はかろうじて読めましたが後はさっぱりわからんw
グーグル先生に翻訳してもらってもほぼ直訳で、「ビロードのような煙と非常に繊細な震えで、やけどに燃える。」とか言われても雰囲気しかワカランヨ・・・。
なんとなくわかった範囲ではパッケージが漫画絵になっている理由。
このブレンドを考えた(らしい)Michael Apitzさんが、同姓同名の有名な漫画家が同じ年に生まれたこと知ってラベルのイラストを依頼したからのようである。
↓その漫画家さんのページ
■APITZ ART – HOME
https://www.apitz-art.de/
製品名「BiBo」

製品名の「BiBo」は「Biker & Bolzer」の略。
バイカーはバイク乗りとして、ボルツァーって何?絵のとおりサッカー絡み?・・・と思って調べてみると。
■ドイツ語サッカー用語集
http://moz.la.coocan.jp/fussball/lexikon/b.html
Bolzer [ボルツァー]
((口語)) ただボールを蹴るだけの選手,意図のないサッカーをする選手(女性:-in)
ううむ、あまり肯定的ではなさげな感じです・・・。
思い切り前向きに捉えるなら「勝ち負け気にせずサッカーを楽しむ人」ってことになるのでしょうか?
付属ペーパー「パーティー・イン・ハウス」

付属ペーパーは「パーティー・イン・ハウス」、初めて聞く名前です。
箱に「ThinPaper」とあるように、通常より薄いものですね。
写真では分かりづらいですが、透かし状にメーカーロゴとトレードマークが入っています。
50枚入りでパウチに接着・・・と思いきやテープ止めでしたw
レギュラーサイズの範疇ですが、マックバレンのペーパーより少しだけ長いです。
79mm:アメリカンスピリット
70mm:パーティー・イン・ハウス
68mm:マックバレン
ジグザグのローラーだと本当にぎりぎり入るくらいの感じです。
ちなみにこのペーパーで巻いたタバコは放置しておくと火が消えてしまうので燃焼剤の無い、いわゆる「スローバーニング」と呼ばれるタイプだと思います。
補足:タバコのカットについて
リンク先の画像を見ていただけるとわかりますが、パイプ用はかなりざっくりとしたカットになっています。
■「MA BiBoバイカー&ボルツァー」(パイプ用)製品写真
https://www.danpipe.de/media/images/popup/H8448-100.png
コレを手巻き用に細かく刻んだバージョンが本製品・・・ということになるんでしょうか?
画像では黒い葉・・・たぶんブラックキャベンディッシュ?・・・が多めに入っているようですが、本製品に黒い葉は見当たらないのでもしかしたら手巻き用はブレンドが違うのかもしれません。
カットの種類については写真付きで解説している柘製作所さんのこのページがわかりやすいです。
■パイプたばこの基礎知識 | 柘製作所
https://www.tsugepipe.co.jp/cigarette_column_basic.html
開封
開封前からもそれらしき香りが漂っていましたが、確かにchuckyさんいうところの「カルピス風味」な香りです。
シャグは普通のブラウンに明るめのものが混じっているような感じ、加湿はされているようでこのまま吸っても大丈夫そうです。
開封のときちょっと面倒なのがこの口の状態。
普通ならミシン目が入っているのかパウチの口を上下に引っ張るとすんなり開くのですが、これはそうなっていないようで、カッターで切れ目を入れての開封となりました。
シャグの個性が強そうなのであまり違いを感じないだろうなとは思いつつ、いつもどおりフィルター3種類で巻いてみました。
いずれも独特の甘酸っぱい味わいでしたが、一番カルピス風味が楽しめたのはレギュラー(8mm x 15mm)でした。
付属ペーパーの特性に加えシャグ自体も燃えにくい性質なのか、1本の喫煙時間が普段よりも長く感じられたことも付け加えておきます。
※この後「よりダイレクトにカルピス味が楽しめるのでは?」と、フィルターチップでも試してみましたが、思ったとおりにはなりませんでしたw
ビーボ・ファインカットは・・・
カルピス風味をはじめ、開けにくいパウチ、テープ止めのペーパーと、いろいろ個性的なビーボ。
少々お高いのが玉にキズですが、燃焼剤の無い付属ペーパーとおそらくは燃えにくいシャグの性質で、パイプたばこ・・・まではいかないですが普通のタバコよりゆっくりゆったり独特の乳酸飲料風味を味わえると思います。
chuckyさんに薦めたたばこ屋さんじゃないですが、ちょっと変わったフレーバーを探してる方にオススメです。
まあ百聞は一見にしかずの言葉通り、何も考えずこの味一度お試しあれ!
おまけ:ペーパーの違い
ひととおり味わった後、この際だからペーパーでどんな違いがでるのか確かめてみようと思い、マックバレンのペーパーでも巻いて比べて見ました。
左がパーティー・イン・ハウス、右がマックバレンです。
着火直後はほとんど変わらないのですが、しばらくすると写真のように見た目の煙量がマックバレンの半分くらいになり、さらに放置しておくと火が消えます。
一方、マックバレンのペーパーは放置していても消えないし、煙量もほぼ一定で燃え進んでいました。
また、煙が濃いのかマックバレンの方がより白くハッキリと見えます。
味に関しては、マックバレンの方が若干甘味が薄まった感じはしましたが、言われてみれば・・・程度の違いでしたかね。
いちおう話としては知っていた「スローバーニング」と「フリーバーニング」、実際に試した結果、自分は燃え方以外にそれほどハッキリとした差は感じませんでしたが、味覚の鋭敏な人はもっといろいろ感じたりするんでしょうね。
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ディスカッション
コメント一覧
何気に高級シャグだったんですね^^;
数種類購入したので単価まで考えなかったです・・・
購入後、すぐ飲み会だったのでw
夏にぴったりな香りのシャグですよね。
まだ半分残ってます
大切に吸おう・・・
自分は夏のカルピスって何か子供のころを思い出しますなー。
そういう意味でも、夏っぽいかもしれない。
それにしも「オレンジ&マンダリン」で作ったのに、日本で「カルピス・フレーバー」とか言われてるの知ったら、Michael Apitzさんはどんな顔をするのかなw