★掲載記事中のタバコの価格について
2020/11/23:表記はこんな感じでぼちぼち書き換え始めてます。
2020/10/01以降:640円(128円/5g)
2019/10/01以降:600円(120円/5g)
2018/10/01以降: 580円(116円/5g)
2018/09/30まで: 550円(110円/5g)


食欲をそそるメロンパン(?)の香り ~ キャプテンブラック・バニラ ~

2019-05-26 15:52キャプテンブラック,手巻きタバコ

キャプテンブラック・バニラ(CAPTAINBLACK VANILLA)
キャプテンブラック・バニラ(CAPTAINBLACK VANILLA)

12月に発売されたばかり(たぶん?)の手巻き版キャプテンブラック、残すはこのバニラのみ。

コチラ販売元、春山商事さんの電子カタログ9ページ目の紹介文では「クリーミーなバニラの香り」とありますが、さて実際のところはどうでしょうか?

のうがき

キャプテンブラック・バニラ:パウチのロゴデザイン

この辺りは繰り返しで恐縮です。
キャプテンブラックという銘柄、もともとはパイプタバコ、リトルシガーの方が先に発売されています。

・・・で、パッケージの色的にリトルシガーのダーク・クリームってやつに似てるんですが、喫味もコレと似てるんでしょうかね?

ちょっと興味あるところです。

キャプテンブラック・バニラ:Made in Denmark by SCANDINAVIAN TOBACCO GROUP www.st-group.com
Made in Denmark by SCANDINAVIAN TOBACCO GROUP www.st-group.com

この辺りも繰り返しで恐縮ですが、製造はスカンジナビアン・タバコグループ、デンマーク製です。

お値段30g、780円(130円/5g)

ちなみに重さ辺りの価格、エクセレントのキールロワイヤル、グレープ、チェリーといった高い方の40g、1040円(130円/5g)と同じなんですよねえ。

キャプテンブラック・バニラ:付属ペーパー

付属ペーパーはカット無し50枚入りのキャプテンブラック、オリジナル。

キャプテンブラック・バニラ:付属ペーパー(ミディアム・バーニング&ミディアム・シン)

燃性:ミディアム・バーニング & 紙厚:ミディアム・シンです。


開封

キャプテンブラック・バニラ:シャグの状態

開封直後の濃いめの状態だと完熟メロンを思わせる酸味のある甘い香り。
・・・・・いえメロンそのものではなく「ふんわり焼き上げたメロンパン」と言った方が近いでしょうか?

食欲に訴えかけてくるような『美味そう』な香りで、ちょっと楽しみです。

今回もフィルター3種類で巻き巻き~♪

キャプテンブラック・バニラ:巻き上がり

はい、できあがり!
・・・・・では。

(* ̄凸 ̄)y=~~~~~~~ スパァ…


キャプテンブラック・バニラは・・・

全体的にタバコ感はあまりなく、着香の甘さが前に出ている印象。
・・・その甘味もベタつくような濃厚さは無く、ふんわりとしたやわらかい感じですね。

各フィルターでの感想は以下のとおり。

  • レギュラーロング:
     ゆっくりふかすと「なるほど、これはクリーミー」といった感じの喫味がやんわり味わえます。
     タバコという感じはほとんどなく、甘味自体も後を引くような類のものではないので若干物足りない印象。

  • レギュラー:
     フィルターが短くなった分もっとハッキリ違いがわかってもよさそうなものですが、甘みや喫い応えなどロングとあまり変わらない感じです。
     当然タバコ感もあまり無いので喫い応えは・・・といったところでしょうか。

  • フィルターチップ:
     雑にふかしてもむせないところはチェリーと同じですが、こちらはタバコ感をあまり感じません。
     なので、それだけ甘味を感じやすくなっているかというと、そうも行かず何故かぼんやりとした苦甘な喫味に・・・。
     いいとこなしで、ちょっとガッカリな感じです。

ロングとレギュラーで印象がほとんど変わらなかったのはちょっと謎ですが、方向性としてはチェリーと同じく喫い応えより着香を重視しているのかなと感じます。

そういう意味ではメロンパンの香りと、紹介文どおりのクリーミーな感じはなかなか面白いと思いました。

ただ、チェリーの時もそうでしたが香りの強さに喫味の濃さがついてきてないので、そのギャップにどうしても「んー?」となってしまいます。

個人的にはもう少しバニラ感というか甘みが前面に出てくれた方が好みだし、バランスいいような気がするんですが・・・・・どうなんでしょうか。

あと、巻きのばらつきによるものなのか何なのか、日によってはクリーミーな感じが全くせず酸っぱ甘い喫味になることもありましたが、これはこれでいい感じでした。

では、また。


おまけ(1):ペーパーの燃え方比較

ペーパーの比較(1):スモーキング・グリーン、キャプテンブラック付属ペーパー、マックバレン付属ペーパー

ミディアム・バーニングを謳うキャプテンブラックの付属ペーパーですが、実際のところどうなのかをスモーキング・グリーン、マックバレン付属ペーパーと比較してみました。

ペーパーの比較(2):着火後の状態

火をつけた順番はスモーキング、キャプテンブラック、マックバレンですが、この時の時間差はとりあえず無視します。

  • 最初に消えたのは意外にもキャプテンブラックの付属ペーパー。 ここまで開始から約2分。
    ペーパーの比較(3):約2分後、キャプテンブラック付属ペーパーの火が消える

  • そして、開始から約12分でマックバレン付属ペーパーが消える・・・というか最後まで燃えきります。
    ペーパーの比較(4):約12分後、マックバレン付属ペーパー、最後まで燃えて火が消える

  • 最後、開始から約15分後にスローバーニングのはずのスモーキング・グリーンが燃えきります。
    ペーパーの比較(5):約15分後、スモーキング・グリーン、最後まで燃えて火が消える


一番最初に火が消えたのはミディアム・バーニングのはずのキャプテンブラック付属ペーパー。

そして、スローバーニングのはずのスモーキング・グリーン、以前にロウ・ブラックで試したときは放置後4分ほどで消えていたのですが、今回は最後まで火が消えずに燃えきりました。

うーん・・・まあ、紙自体は燃えやすいわけだし、そこに加えて材質的に燃えやすいものを使っていたら燃焼材が無くてもこういう結果にはなる・・・のかなあ。

「スローバーニング = 燃焼材なし」ではあるが、イコール「必ず途中で火が消える」では無い・・・・・という事か?


おまけ(2):メロンパンの香りと比べてみた

キャプテンブラック・バニラとメロンパン

結論から言うと、どちらもパンの匂いでメロンの香りが消される形になってしまい、どことなく似てはいるけど同じとは言えない感じでした。

確か以前にメロンクリーム入りのちょっとだけ高いメロンパンがあって、そちらはもっと濃ゆいメロンの香りがしていたと思うのですが、何せ現物がどこをさがしても見当たらなくて・・・。


おまけ(3):ダーククリーム(リトルシガー)と比べてみる

パッケージの色合いが似ているので、もしかしたらたダーククリームの手巻き版がバニラなのでは?

・・・という思いつきを確かめるために購入してみました。

キャプテンブラック・バニラ(手巻きタバコ)とダーククリーム(リトルシガー)

しかし、当初似ていると思っていたパッケージの色、並べてみるとだいぶ違っています。

さらに追い討ちをかけるように・・・・・。

キャプテンブラック・ダーククリーム:Made in USA

メイド・イン・・・・・・U.S.A。

パイプ用のキャプテンブラックもアメリカ製。
そして、手巻きのキャプテンブラックは前述のとおり「Made in Denmark」。

・・・なので、この時点ですでに別物である事は確定しているわけですが、もうここまで来たら「毒を食らわば何とやら」で開封してみました。

キャプテンブラック・ダーククリーム:開封

開けた口からは洋酒の、そして1本取り出してみるとチョコレートの香り。

はい、レビュー割愛。
これもう完全に別物でした。

・・・・・というか、もしかして手巻きのキャプテンブラックって丸っと全部コルツのOEM?

キャプテンブラック・バニラ(手巻きタバコ)とダーククリーム(リトルシガー)開封後


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