折りたたみペダル交換記(インプレッション編) ~ ブリヂストン シルヴァ F6F ~

インプレッション編・・・と、言いつつも何かが劇的に変わったというわけではないので、気がついたこととかをぽつぽつ書いてみたいと思います。
交換前・交換後:数値上の変更点

交換前、交換後で数値的に変わるところといえば「重量」と「サイズ」ですが、重量はともかくサイズについてはペダル単体と車体全体で分けて考える必要があります。
まずは重量から見ていきましょう。
重量


折りたたみペダルのスペック、商品説明では「重量:約450g(1個:約225g) 」でしたが、実際の計測値はグリス追加後の値で2個:約421g。
ノーマルペダル2個の実測値が約277gなので+144gといったところでしょうか。
次にペダル単体のサイズです。
ペダルサイズ



同じく、こちらの商品説明は「長さ12.5cm×幅7cm×厚さ3cm 」でしたが実際に計ってみたところ長さ12.2cm、幅6.8cm、厚さ2.8cm。
・・・・・ただしここで言う「長さ」はネジ部分も含んだ全長の値となります。
実際にクランクから飛び出す分はペダル展開時:約10.8cm、折りたたみ時:約5.0cmでした。


そしてノーマルペダルのそれは約9.8cmなのでだいたい展開時左右合計:+2.0cm、折りたたみ時:左右合計:-9.6cmとなります。
最後に車体全体で見たサイズ。
車体サイズ

シルヴァF6F は折りたたむと右ペダルが前後タイヤの間に挟まる形となりますので、この状態では左ペダル分の-4.8cmのみ影響が出ることになります。
そしてこれをメーカー公称値にあてはめると「幅:835mm 高さ:725mm 奥行:440mm→392mm」。
https://www.bscycle.co.jp/items/bicycle/greenlabel/cylva/modal/point08.html
参考までに、昨年輪行バッグ買いましたで作った表に当てはめるとこうなります。
幅 | 奥行 | 高さ | |
ちび輪バッグ[PW] | 850mm | 350mm | 650mm |
M(16~20型) | 800mm | 360mm | 540mm |
L(26型以下) | 980mm | 360mm | 750mm |
F6F:ペダル交換後 | 835mm | 392mm | 725mm |
F6F | 835mm | 440mm | 725mm |
F8F | 830mm | 425mm | 720mm |
DAHON Horize | 850mm | 390mm | 680mm |
DAHON Horize 2019 | 850mm | 430mm | 680mm |
※F6F/F8Fと同じホリゾンタルフレームの20インチフォールディングバイクということでDAHON Horizeも載せてあります。 |
うーん、これでもMサイズやちび輪バッグは厳しいかなあ・・・。
走行時の印象
- 重量面:
特に違いは感じません。
まあレースをするわけではないですからね、たかだか+144gの違いを実感できるような場面はそうそうありはしませんわな。 - 形状・サイズ:
これについても同様で、特に漕ぎにくいということもなく、またサイズ的にも左右あわせて2.0cm ほど幅広にはなりましたが、それが気になる事も特にありませんでした。
むしろ、靴底との相性がいいからか、スベリに対してはノーマルペダルより安心感があると思いました。この安心感の元はなんなのかというと、自分は樹脂部分にもうけられたギザギザに加え金属部分にある突起状(?)もののおかげと推測しています。
「単に見かけを良くするためのもの」と思ってましたが、実際に漕いでみて「あー、なるほど」と。
どうやらこの部分、外側の樹脂パーツにだけ体重がかからないようにするためのものだったようで・・・。仕上げにやや雑な部分があるので、そいういう意味では値段なりだと思うのですが、だからといって何も考えずただ「作りました」というだけの製品ではなかったのは意外・・・というと失礼ですが、ちょっと感動しました。
- その他:
取り付け前にやや不満のあった軸回転のゴリゴリ感も足で回す分には特に気になりません。
また、見た目も黒+反射板だったノーマルに比べ、金属部分の光沢がワンポイントになってなかなかに良いのではないかと思っています。
輪行時の印象
- 重量面:
輪行バッグに収納する際、そして実際に担いで移動する際、どちらも走行時同様ネガティブな変化は感じません。
まあ+144gですからねw - 形状・サイズ面:
これも特に変わったという実感は無しです。
ただノーマルペダルの時は、左ペダルの出っ張りがジャマで通路を通れなかったり、派手にぶつけたりということは無いにもかかわらず、なんとなく意識せざるを得ないようなもやもやした感覚があったのですが、交換後はそれが無くなったような気がします。 - その他:
手順的にはペダルの折りたたみ、引き出しという作業が増えましたが、流れの中でパタン、パタン・・・という感じでできるので特に手間が増えたという印象はありません。
最後に・・・
折りたたみ時の車体サイズは交換前と比べ-4.8cm
となった今回のペダル交換。
車載時・輪行時、これによる大きな恩恵があったのか?というと、ぶっちゃけて言ってしまえば当初思い描いていたほども無く「良くなってはいる・・・と思う」くらいの実感にとどまりました。
しかしながら、+144gのデメリットは特に感じられないうえ、ノーマルペダルより安心して足を乗せていられるという想定外のメリットもあり、これに価格面も合わせて考えれば十分満足できる結果になったと思います。
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