ちょっとガラムと喫い比べてみた。 ~ガンドゥン・アロマクローブ ~

さてさて、ガンドゥン・シリーズ第三弾にして最後のシャグ、ガンドゥン・アロマクローブです。
今回は特にクローブたばこという事で、ガラムと吸い比べた感想も載せてみました。
まずはアロマクローブ単体でいつもの能書きから。
能書き
製造はガンドゥン、インドネシア製。
価格は30gで820円(136.66円/5g)800円(133.33円/5g)700円(116.67円/5g)。
外袋に入った状態ではあまり匂いは感じません。
この段階で香りの強さに順位を付けるとすると・・・・
「ストレート」>「オリジナル」>「クローブ」
・・・・・となります。
ガンドゥン独特の匂いを仮に「アロマ的な香り」とするならシリーズ中、一番それがしない・・・・・無着香のタバコに近い印象です。
開封
シャグの状態はシリーズ共通、こげ茶色ベースの中に明るめのブラウン。
カットも全体的にやや太めで少し乾燥気味かなという気もしましたが、触った感じではそのまま行けそうなので加湿なしで行ってみます。
香りは「クローブ」の名前から一番癖の有るシャグだろう予想していましたが、前述のとおり「アロマ的な香り」は少な目、加えて少し酸っぱい(?)感じとタバコ感のある匂い。
酸っぱい感じはクローブの香りなのかもしれませんが特にソレが前面に出てくることもなく、開封前の印象どおりにシリーズ中で一番普通のタバコっぽい香りです。
付属のペーパーもガンドゥン共通、やや大きめの糊無し甘味ありのタイプ。
余談ながらペーパーの包装紙(?)は緑で統一されてます。
ちなみに、スモーキング・ブラウンと比較するとこんな感じ。
長辺方向に6ミリ、短辺方向に8ミリ大きいサイズです。
今回は付属ペーパー(フィルターはレギュラーとレギュラーロング)、スモーキング・ブラウン、そしてせっかくなのでコニカル巻きに挑戦してみました。
・・・いや、ちゃんとした巻き方はよく知らないので、実際には外見がソレっぽいだけのコニカルもどき巻きなのですが・・・・・。
・・・・・では・・・。
(* ̄凸 ̄)y=~~~~~~~ スパァ…
ガンドゥン・アロマクローブは・・・
ガンドゥンシリーズ共通の甘酸っぱさはあるものの、アロマオリジナルよりもさらにタバコ感が前に出ています。
比率で言うと「酸味2:甘み1:タバコ感:7」くらいでしょうか?
喫いごたえもシリーズ中、一番あったように思います。
ただ、吸った感じは一番普通っぽいのですがルームノートは独特で、今回何本か吸い終わった後に部屋を出て数時間後に戻ると甘酸っぱい香りを感じました。
個人的には悪くない香りだと思うのですが、もしかしたらお香臭いと感じる人もいるかもしれません。
もう一点、気になったのは「クローブ」の証しなのか、喫ったあと口の中に少し何か膜が張ったような感覚が残る事。
これも個人的には不快に感じるほどではありませんでしたが、人によっては「ちょっと・・・」となるかもです。
アロマクローブの名前から「インドネシアタバコの特徴が前面に出ている」→「人を選ぶ」→「入門に適さない」と思い込んでいたのですが、どうしてどうして。
ガンドゥン・アロマクローブは「インドネシアタバコ入門用としてアリ」なシャグだと思います。
ただし、これでインドネシアのクローブタバコは全部こんな感じと思ってガラムに手を出すと・・・・・。
ガラムと吸い比べた感想
比較のために買ったわけでも無いのですが、せっかくなので喫い比べてみました。
まずはガラムについてです。
グダン‐ガラム・スーリヤマイルド

製造はグダン‐ガラムタバコ社、インドネシアです。
ガンドゥン・アロマオリジナルの最後に書いたとおり、甘い中にも香辛料のスッとした感じ入った独特の香りがします。
そして、名前に「マイルド」と付いてはいますが・・・
タール 33mg、ニコチン 1.7mg
「マイルド無し」の グダン‐ガラム・スーリヤ(缶入り)タール 42mg、ニコチン 1.9mgに比べれば確かに「マイルド」はなっている・・・・・のだが・・・うーむ・・・・・・。 ( ̄凸 ̄;)
ちなみに自分が直近で吸った紙巻タバコと比較すると・・・。
銘柄 | タール | ニコチン |
グダン‐ガラム・スーリヤマイルド | 33mg | 1.7mg |
グダン‐ガラム・スーリヤ | 42mg | 1.9mg |
アメスピ・ターコイズ | 12mg | 1.5mg |
ジタン・カポラル | 10mg | 0.7mg |
ゴールデンバット | 15mg | 1.0mg |
ラッキーストライク(無印) | 10mg | 1.0mg |
一番近いところで比べると、ニコチンはアメスピ・ターコイズとほぼ同じながらタールの量はゴールデンバットの倍以上。
ここからもちょっと特別なタバコであることが伺えます。
ガラムの喫味
香りが甘いことに加えて、火をつけない状態で吸ってみるとわずかに甘い味・・・、なのですっかり甘系のタバコなのだと思い込んでしまいましたが・・・・・。
実際の喫味は香りほどには甘みを感じませんで、それよりも強いメンソールを吸ったときのようなちょっとピリピリした辛みがしました。
そして、喫った後の唇には薄っすらとした甘味、口内には薄い膜が張ったような鈍く痺れた感じが残ります。
記載されたタール・ニコチンの数値ほどには重みを感じなかった事も含めて、喫う前の印象とはかなり違う個性的なタバコです。
・・・と、ココまで書いたところでもうお分かりの事とは思いますが、同じクローブ系インドネシアタバコでも、ガラムに比べたらアロマクローブは本当に普通のタバコに感じるレベルで全くの別物です。
また、味・香り以外でも「違うな」と思ったのが・・・。
パチパチ音(クレテック)

ガラムの特徴の一つでもあるのですが、火をつけるとクローブ(丁子)がはじけるパチパチ音(インドネシア語でクレテック)がします。
アロマクローブはクローブそのものをシャグに混ぜているわけでは無いようでこれがありません。
まとめ
ガンドゥン・アロマクローブとグダン‐ガラム・スーリヤマイルドを喫ってみた感じは以下のようになります。
ガンドゥン・アロマクローブ | グダン‐ガラム・スーリヤマイルド | |
香り | 独特の甘い香り | 甘酸っぱい香り |
香りの強さ | かなり強い | 弱い |
喫味 | 甘辛い | 甘酸っぱい |
パチパチ音 | する | しない |
口内の膜感 | 強い | 弱い |
「日本のタバコ」と言っても色々とあるようにインドネシアタバコも様々ある・・・という事ですね。
ガンドゥンのレビューはひとまずこれで終了です。
とうとうガンダムネタを入れ込むことができませんでしたが、機会があれば何かやってみたいと思いますのでその時は生暖かい目で見てやってください。
では、また次回。
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ディスカッション
コメント一覧
ガラムはフィルターが甘くて、咥えたあとペッペッとする記憶しかありませんw
それはもったいない。
喫ってる時のパチパチ音と、その後の口の中に膜がかかったような感覚をゼヒゼヒ味わってくれたまへよw