キプロスの風に吹かれて ~ イエス・コウノウィッチ T17 ~

今回はちょっと趣向を変えてのパイプタバコ、ラベルのイラスト(?)が気になって購入した「イエス・コウノウィッチ T17」です。
で、話を始める前にまず言っておきたいのは・・・・・。
今回のタイトルは単に「字面だけの思いつき」・・・だという事ですw
ええ、実際これに使われているラタキアがキプロス産なのかシリア産なのかぜんっぜん知りませんw
のうがき
・・・・・といっても、パイプタバコはメインではないのでメーカーとかよくわからず。
なので↓このあたりから引用を・・・・・。
イエス・コウノウィッチ T17 – イエス・コウノウィッチ | 柘製作所
https://www.tsugepipe.co.jp/ec/products/detail/3122/cat955
こちらによると、「バージニアに数種類のオリエント、ラタキアの配合比を多めにブレンドした典型的なオリエンタル・ミックスチャー。」だそうな。
ちなみにデンマークの有名なパイプ作家さんのブランドらしいのですが、生産国は何故かドイツ。
お値段50g、1,950円(195円/5g)。
50g入りというと手巻きタバコではゴールデン・バージニア、ドラム・オリジナルの1,230円(123円/5g)くらいでしょうか?
まあ、それと比べるとなかなかにお高い印象。
何せゴールデン・バージニアあるいはドラム・オリジナルを1つと、フランドリアやチェ、アンバーリーフ、スタンレーなど600円~700円前後のシャグもう1つを買えるお値段ですからねえ。
おっと、みみっちい話で失礼。
しかし量はともかく色々な銘柄をコンプリートしてみたいと思うと、ついついこんな考えがよぎってしまいますw
開封

購入から既に一ヶ月、満を持してパッ缶!とあいなりました。
が、しかし・・・・・。
ラタキアの香りは確かにしまするが、予想に反してロンドン・ミクスチャーのような「我輩はエゲレス紳士である」的な、酸いも甘いも苦いも辛いも噛み分けたような熟成された薫香とはちょっと様子が違います。
今まで喫った中で言うと、ロンドンミクスチャーとロイヤルヨットを足してちょうど2で割ったような感じ。
その酸味混じりの香りから受ける印象はさしずめ「エゲレス紳士」ならぬ「エゲレス文学青年」といったところでしょうか?
そして、目に付いた特徴(?)は葉っぱの刻み方。


参照:パイプたばこの基礎知識 | 柘製作所
https://www.tsugepipe.co.jp/cigarette_column_basic.html
パイプ喫煙
パイプ用のタバコなので当然のことながら、パイプ喫煙はせねばなりませんでしょう。
だいぶ前に書いた詰め方を忠実になぞって、詰め詰め。
(* ̄凸 ̄)y─┛。o 〇 フォワァ…
と、優雅に紫煙をくゆらせる私・・・・・のつもりが、永らくサボっていたせいなのかカットの違いが影響したのか、パイプキットでもシェルブライヤーでも「鎮火→再着火」の連続。
ひどい時は火を着けて2~3回ふかす間に消えているという・・・・・。
そんな中途半端な喫煙になってしまいましたが、以下感想。
まずダンヒル・ロンドンミクスチャーのような「むっはーっ!」っという感じはほぼありません。
アレを期待していた自分はちょっと肩透かしをくらったような感じです。
あの苦味(?)が混じったような独特の甘みも無いことは無いのですが、これもあまり感じませんでした。
いや、全く無いわけではないんです。
ほんのりとはわかるんです。
が、あの「むっはーっ!」感には遠く及ばない。
求めているのはコレじゃないんだよ!
もっと本気出せよ!!
「むっはーっ!」させてくれよー!!!
・・・などと勝手なことを思ったりしてしまいます。
なお、使用するパイプによっては同じタバコを吸っても喫味が変わるらしいのですが、今回その違いは全くわかりませんでした。
ま、そういうのを実感するのは「満足に喫えるようになってから」でしょうかね?
手巻きで試す
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アークロイヤル・フルアロマで紹介したハーブ用ミル、記事にはしませんでしたが実はあの後ほどなくして購入、ちまちまパイプタバコ削って喫ってたりしますw
パイプ喫煙ではちょっと悲しい結果になりましたが、これならばどうでしょうか?
ちなみに、ペーパーは先日の手巻きアーク付属の黒リベラにスモーキングのチップフィルターを使用。
では・・・・・。
(* ̄凸 ̄)y=~~~~~~~ スパァ…
うーん・・・「むっはーっ!」感は少し出てきたような感じだが、やはり喫味の傾向はロンドンミクスチャーとはだいぶ違います。
悪くは無いのだけれどラタキア入りは、やはり「むっはーっ!」感に加えて、あの独特の甘さで「どーん!」っと来てくれないと・・・・・満足できないなあ。
ヴェポライザーで試す
ダメ押しにヴェポライザーでも試してみました。
パイプタバコの最適値など全くわからんので、今回は最高温度 (210℃以上)にて挑戦!
の結果・・・・・。
これは濃い!かなり濃い!
・・・・・んだけども濃ければよいというわけではなく、やはりあの「むっはーっ!」感とはだいぶ違うんだよなあ・・・。
まあ、ヴェポだと何か果物っぽい甘酸っぱさが前面に出て、コレはコレで悪くないのですが・・・・・。

イエス・コウノウィッチ T17は・・・
求めていた「むっはーっ!」感をほとんど感じられなかったのは残念でしたが、たいした予備知識も無く「ラタキア入り」とパッケージ・デザインだけで購入したのでこんなものでしょうかねえ。
パイプでちゃんと喫えていたらまたちょっと違っていたかもしれませんが・・・。
そうそうパイプで喫う時に気になったのは、普通に詰めたつもりなのに吸気抵抗がほとんど無く、後からさらに押し詰めてもまだスカスカした感じだった事。
こういうカットのタバコはもっとぎゅうぎゅうに詰めた方がいいのだろうか?
何にせよコレは練習がてら、詰め方とかいろいろ試してみようと思います。
・・・・・と、いったところで今回はこれまで!
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