★掲載記事中のタバコの価格について
2020/11/23:表記はこんな感じでぼちぼち書き換え始めてます。
2020/10/01以降:640円(128円/5g)
2019/10/01以降:600円(120円/5g)
2018/10/01以降: 580円(116円/5g)
2018/09/30まで: 550円(110円/5g)


メープル味のあれに似ている? ~ スタンレー・リコリス ~

2019-05-26 16:06スタンレー,手巻きタバコ

スタンレー・リコリス(STANLEY LICORICE)
スタンレー・リコリス(STANLEY LICORICE)

フレーバーものが続いているので次は・・・と思っていましたが、これが購入よりすでに5ヶ月経過しておりまして・・・。

以前に「スタンレーのシャグは比較的着香が飛びやすい」という話を聞いてきたこともあり、これ以上先延ばしにするのはちょっとまずいかも・・・と考え行ってみることにしました。

「リコリス」について

リコリス(スペインンカンゾウ)のパッケージイラスト

まずは「リコリス」というちょっと聞き慣れないものの説明から。

一般に聞き慣れないだけで、実は漢方ではおなじみ「甘草」のお仲間、パッケージに描かれているスペインカンゾウ(スペイン甘草)の英語名です。

リコリス:スペインカンゾウ(Photo AC)
リコリス:スペインカンゾウ(Photo AC)

根には甘味成分のグリチルリチン、周皮にはフラボノイド系成分が含まれていて、これが甘味料・スパイス・ハーブ・薬・化粧品などに使われています。

この甘味成分を含ませたのが「リコリスペーパー」というわけですね。

手巻きタバコ用ペーパー:スモーキング・リコリス
※こちらの綴りは「Liquorice」ですがどちらも間違いでは無く、ライチ(Lychee, Litchi, Liechee, …)のように複数の綴りが存在するようです。

ちなみに、園芸の界隈でリコリス(Lycoris)と言うと彼岸花(ヒガンバナ属)の方が一般的なようで、「リコリス 花」・「リコリス 写真」などでグーグル検索するとそちらの方が上位に表示されます。

「リコリス 花」検索結果(Google 検索)

「リコリス 花」検索結果(Google 検索)



いつもの能書き & 開封

パウチに製造国の表記はありませんが、ベルギーのツイスト・タバコ製です。

お値段は30g、720円(120円/5g) 690円(115円/5g)

未開封の状態では、あまり香りを感じません。

うーん・・・、着香が飛んでしまっているかも・・・・・。
多少の不安を抱えつつ、いざ・・・開封!

スタンレー・リコリス:シャグの状態

シャグは少し暗めのブラウンが6にやや明るめのブラウン4といった感じ。
状態は少し乾燥気味・・・・・ですが、何やら甘そうな香りが漂ってくるのでどうやら無事のようです。

実際に嗅ぎ比べたら違うんでしょうが、最近喫った中ではちょっとチョイス・ドルチェに似ている印象。

ただ、ドルチェのようにほんわりとした焼き菓子の様な甘さもありつつ、野生的というか野草的というか少し鼻腔を刺激するようなツンとした感じもあるというちょっと不思議な感じの香りです。

ちょっと脱線

カロリーメイト・メープル味とスタンレー・リコリス実はこのシャグの香りを嗅いだ時、似たような匂いを他のものでも感じたような・・・と思って少し悩んでいたのですが・・・・・。

「カロリーメイト・メープル味」でした。

さすがに嗅ぎ比べるとちょっと違うとわかるのですが、香ばしさ醸し出すツンとした甘い感じ・・・似ているなあと思うのは自分だけ?


そしてペーパーはいつものスモーキン・・・・・ん?

スタンレー・リコリス:付属ペーパーの接着状態と単品ペーパーの裏面を並べる

どうやら、また逆に付いたものに当たってしまったようですねw

スタンレー・リコリス:ペーパー接着状態の比較

以前、スタンレー・カシスが同じように裏付けで、その時はそのまま最後まで使っていましたが、やはり使い勝手がいまいちなので今回はベリッっとはがしてしまいました。

スタンレー・リコリス:付属ペーパー(裏面)

底の方についてる両面テープでパウチに貼り付けることもできるようですが・・・・・。

スタンレー・リコリス:付属ペーパー接着跡

接着剤の跡が邪魔ですぐに剥がれてしまうのでシャグポーチに入れて使うことにしました。

スタンレー・リコリス:シャグポーチにセット


では改めて・・・・・、ペーパーはいつものスモーキング(緑)のカットコーナー、60枚入り。
コレ今までフリーバーニングだと思っていたのですが、改めて調べてみると実はスローバーニングでした。

グリーン・シングル 手巻きタバコペーパー・巻紙 | Smoking スモーキング(秋山産業)
https://akiyama-smoking.com/paper/others/single/green_single.html

Smoking Paper – REGULAR GREEN -(Smoking:Spain)
http://www.smokingpaper.com/jp/products/papers/regular/green-regular

スタンレー・リコリス:付属ペーパー


今回はレギュラー、レギュラーロング、フィルターチップに加え、リコリスペーパー+フィルターチップで巻いてみました。

スタンレー・リコリス:巻き上がり

・・・・・では・・・。

(* ̄凸 ̄)y=~~~~~~~ スパァ…


スタンレー・リコリスは・・・

今回もフィルターの違いによる感想から

レギュラーロング:
 フレーバー:6、タバコ感:4
 比率はフレーバーの方が若干高いですが、自分には軽すぎてどちらの味もあまり楽しめない感じです。

レギュラー:
 フレーバー:5、タバコ感:5
 タバコ感はロングよりあるものの、これも自分には軽くて微妙・・・。

フィルターチップ:
 フレーバー:3、タバコ感:7
 これでようやく普通のタバコを喫っている感じです。  上手くゆっくり吸ったときにははフレーバーの甘さが6~7くらいまで跳ね上がりますが、下手な吸い方ではほとんど感じられません。
 おまけに紙の雑味なのか後味がいまいち良くありませんでした。

リコリス・ペーパー+フィルターチップ:
 フレーバー:5、タバコ感:5
 紙の燃える匂いが若干気になりましたが、安定してリコリスの薄っすらとした甘さが味わえます。
 吸った後にリコリスの甘さ、その後に来る軽いタバコ感のバランスがいい感じです。


購入直後のフレーバーが生き生きしていた状態だったらまた少し違ったかもしれませんが、自分が一番いいと感じたのはリコリスペーパー+フィルターチップ。
次点でフィルターチップのみ、でしょうか。

香りはわりとしっかり感じられたので大丈夫と思っていたのですが、実際に喫ってみるとこれまでのカシス、ラズベリーに比べてフレーバーがかなり弱いと感じました。
なので実は、だいぶ着香が飛んでしまっているのかもしれません。

リコリスペーパーの印象が良かったのもそれが補えたから・・・という面が無きにしも非ず?

その辺の検証は後日改めてするとして現状の評価としては、「無着香では物足りないが、コルツ・バニラ、チョイス・ドルチェといった甘々なシャグはちょっと・・・」、といった向きには最適なシャグだと思います。

最後に、スタンレーのシャグはこれまで試した限りでは、フレーバー重視(・・・のはず)でタバコとしては軽めな印象。
そして、すぐに吸わないならジップロックのビニール袋等でパウチごと密封状態にして保管した方がよさそうです。


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