時をかける煙草 ~ 1971年製 ダンヒル・ロンドンミクスチャー(その1)~

(DUNHILL SHELLBRIAR MY MIXTURE 965 LONDON MIXTURE)
えー、久々に天気良かったのに走りもせず、「あつー」と扇風機の前で無為な時間を過ごしてしまったダメおじさん凸(とつ)です。
これまでちょこちょこ触れてきた47年前のダンヒル・ロンドンミクスチャーですが、書けない書けないでこれ以上引っ張るのもアレなんで、ぼちぼち始めていこうかと思います。
ちなみにタイトルには「1971年製」と謳っていますが、すみません、実際の製造年は不明なままです。
ただ、1971年にライター&パイプと一緒に日本に持ち込まれた・・・という推測は事実とそう遠くないだろうと思いますので、これで行くことに致します。
もし「缶のロゴが違う」「内蓋(?)のデザインが違う」等々のご指摘ありましたらお手数ですがお知らせください。
ダンヒルタバコ製造中止の影響
タバコを吸う皆様はすでにご存知の事とは思われますが、ダンヒルがタバコ作るのやめてしまいました。
正確には「製造元のブリティッシュ・アメリカン・タバコがダンヒルブランドの煙草製品の製造を中止した」ということらしいですが・・・。
塩田屋さんにお尋ねしたところ、卸元にもすでに在庫が無くこの先入荷の見込みが全く無い・・・との事。
というわけで、計画していた『現行品と1971年製の比較』というアプローチも実現不可となってしまいました。
あるブログの「今回の製造中止は原料となるタバコ葉生産地の政情不安等で品質の確保が難しくなったための苦渋の選択ではないか?」という推論を見た時は、もしそれが事実としたら、バタフライ効果というか巡り巡ってというか、世界は本当に繋がってるんだなあとしみじみ思いましたね。
それはともかく、代わり・・・というわけではないですが、マイミクスチャーを入手いたしましたので、これとの比較という形で改めてまとめて行こうと思います。
まあこの前、初めて触ったばかりのパイプ超初心者なので、実際の比較は少し吸い方を練習してからって事になりますが。
では、今日のところはさわりとして、中身の比較をば。
ロンミク開けマース!

とりあえずロンドンミクスチャー(長いので以下、ロンミク)開けてみます。
前に一度開けているので、すんなり・・・・・とは行きませんでした。
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現行版のように回して開けるタイプではなく、単純な嵌め込み式なので、噛みあわせによってはまたマイナスドライバー等でこじ開けることになります。
マイミク開けマース!

次にマイミクスチャー(同じく以下、マイミク)を開けてみます。
さすがにこちらも初回時に限っては、ただ回しただけでは開けられません。
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缶の脇、3箇所についてる凹みのどれかにマイナスドライバーを当てて、てこの原理でぐっと隙間を作ってあげると・・・。
「シューッ」と缶の中へ空気が流れ込む音・・・。
おおーっ。何か、こんな小さな事にも感動を憶えます。
この状態になればもう手だけで開くだろうと、蓋を回して・・・カパッ。
おおおーーっ。
何だコレ?
比較してみマース!
開けた直後の匂いからして全然違います。
現行品マイミクの方は甘いような酸っぱいような、なんともいえない艶のある香りが漂ってくるのに対して・・・。
1971年製ロンミクは・・・炭?、灰?・・・・・何か乾いたチョコレートのような香りですが、顔を近づけてようやく感じます。
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見た目の方もマイミクは明るい茶色と黒の混ざり系に対して、ロンミクはほぼ黒一色。
さらに触った感じは、しっとり柔らかなマイミクに対して、ロンミクは・・・硬っ!
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開封以来、ずーっとヒュミディーパック入れっぱなしにしてるのに、ガッチガチに乾燥したままで湿気を含んだ気配が全くありません。
どこまでがブレンドの違いで、どこまでが時間を重ねた結果なのかよくわからないのがなんとも歯がゆい。
他の方のブログ写真を見る限り、現行品のロンミクはマイミクのような茶色と黒の混ざり系のようなのですが・・・。
・・・と、いったところで今回はここまで。
それでは、また次回。
・・・しかし、なんだね。
こんなヘン物持ってると、ついつい吊られてヘンな妄想に走ってしまうよね。
失われたダンヒル煙草を探し求め、未来からやって来た美熟女さん・・・とかw
筒井先生、このアイデアどうすか?
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